Toy box of the music

作曲家 木島由美子の音楽と舞台裏。

日曜日。

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とてもとても久しぶりにカフェ。
読書三昧。

いろいろ考えてしまうし、いろいろ書こうかと思ったけど、どう書いてもどう表現してもホントには遠くなるような。

という日曜午後。
少し遠ざかりたい。

新年ですね

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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違うな。
あけてしまっておめでとうございました。

もう12日ですよ。中旬です。

何をしていたかというと、実家の父が具合を悪くしたので実家往復をしたりしていて、つまり高校以来の久しぶりの久しぶりに「太平洋側の住人」になっていたのです。
 
太平洋側に長くいると何が起こるかというと…空気が乾燥して喉が痛くなります。風邪をもらいやすくなるのがよくわかります。中途半端に寒いせいなのかあちこち中途半端にしか暖房しないから身体も冷えます。すでにしっかり雪国仕様になってしまった身体にはちょっと辛い1月中旬です。

実家の父は比較的元気です。参っちゃってますが。生活のこまごましたことは娘の私がやるしかないでしょう。

というわけで、主治医の先生、親族、父の友人のみなさん、実家のご近所のみなさん、私の友人のみなさんの心強い支援や暖かいお言葉に励まされたり癒されたりしつつ日々を過ごしています。移動回数も多いし移動距離も長いので、ゆるゆる呑気に行こうと思います。

このブログもしばらく静かになっておりましたが、この生活の中で思うことを少しずつ綴っていこうと思います。なんというか…人生に深みをもたらす出来事ばかりで。うまく書けるかどうか。

とりあえず山形に戻って参りました。今夜は思う存分眠ります。


こんなところを走る電車に乗って仕事に通いました。
上り方面を見ても、下り方面を見ても、まっっっっすぐなレール!

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バセットホルントリオでございますよ

土曜日、某所にてバセットホルントリオの合わせがありました。トリオの名前は「 Trio di Umpontane(トリオ・ディ・アンポンタン)」と言い、ふざけているようにも見えますが、濃ゆいメンバーによる、立派な演奏経歴を持つ団体なのです。→(うにの五線ノートから…:日本クラリネットフェスティバルin山形
このときのブログのなかで9年前の私が「あたしが書くっ!」などと言っていますが、このあと、本当に書いてしまったのが拙作「かぷかぷかぷりす」なのです。このお三方がありがたいことにしっかり練習してくださって、今回の合わせ練習にお呼ばれとなり、拙作を初めて聴かせていただきました。

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左から「あん」さん、「たん」さん、「ぽん」さん。三人揃って「あんぽんたん」。ちゃんと名前の意味はあるのですが省きます(ケチ)。バセットホルンはアルトクラリネットとはまず音色が違います。平たく言えば「ふつうのクラリネットの、音域が下の方まで出る楽器」という感じです。リードも「ふつうのクラリネット」と同じです。

拙作「かぷかぷかぷりす」は、なんだかんだ言いながら小規模なシンフォニーくらいの内容に仕立てました。1楽章はソナタ形式、緩徐楽章とスケルツォ楽章を入れて、最終楽章はマーチにしてあります。形式はきっちり整えておきながら、音がネジが外れて壊れているんですよ。今更ながら自分のしわざにびっくりです。 何やってんだおい、と自分ツッコミを入れつつ楽しく聴かせていただきました。ヘンな仕掛けをいくつかしましたが…ちゃんと音になるんですねぇ。ありがとう。

練習の前後には今後の演奏会の企画を。「企画」の「企」は訓読みをすると「たくらむ」と読みますね。ふふふ。ソロも含めて楽しそうな。ピアノを練習しないとなりません。ご迷惑にならないよう頑張ります。
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IMG_2325あの…このお三方は基本的にとても真面目な方々だとしっかり理解しているのですけど、あくまでも「基本的」なので…。

どんなふうに基本的にかというと…メンバーのお一人あんさんからいただいたのがこのハリセン。しっかり山形新聞で作ってあります。合わせにハリセン?何をしろと?爆笑。
 

初レッスンでした

某学校からの七重奏の委嘱作品。先日みなさまのところにお邪魔して、初めて聴かせていただきました。つまり初レッスンでした。

お披露目前ですし学校のことですから、練習の様子などについては詳しくは書かないことにします。

今回の曲の内容は平和でも融和でも癒しでもありません。大人になる途中に誰もが経験する、「あの」ぐちゃぐちゃな日々、外界とも内界とも闘い続けてヘトヘトになる時期の心象風景を題材にしてみました。私にとってはずーーっとずーーっと以前に乗り越えてきたことなので、心のなかを掻き回して題材を集めるのは全く平気なのですが…この曲に命を吹き込む若者たちがもしも真正面から向き合うとすればかなりしんどいかもしれません。心(と楽器)が壊れないことを祈ります。

とは言え、具体的でないのが音楽のいいところ。どんなに吠えようが暴れようが誰かを傷つけるようなことはありませんから、各人が各人の思うところを存分に音のエネルギーに換えていってください。

この学校…二曲とも私の作品なんですよ…いいのかな………

同じようなことはいつも自分の家族にも思っていてですね……私が作った食事で生きているんだよね…大丈夫なのかな…………

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山形交響楽団 第273回定期演奏会!

IMG_2313山形交響楽団 第273回定期演奏会
2018年 11月17日-18日
山形テルサホール 
<プログラム>
ハイドン作曲『天地創造』

指揮:鈴木秀美
ガブリエル&エヴァ:中江早希(Sop.)
ウリエル:中嶋克彦(Ten.)
ラファエル&アダム:氷見健一郎(Bs.)
チェンバロ:上尾直毅
合唱:アマデウス・コア

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昨年の鈴木秀美さん指揮の新日本フィルを聞き逃したということもあり、生で聴いたことがなかったこの曲。昨年に今年度の定期の曲目が発表されてからずっと楽しみにしていました。

マニアックな話をしますよ。(和声学を修めた方には初歩レベルですが)
和声学で「連続8度はダメ」「外声・跳躍の並達はやっちゃダメ」「Ⅱ→Ⅳの進行はダメ」と言われ(←本に。師匠にではなく。)、自分のレッスンでも「ダメ」と言い続けているのにこの曲ではバシバシ出てきます。けど、なんの違和感もありません。歌詞を強調したい、物事を言い切りたいところに使っているように思います。例えば1b.アリアと合唱の33小節目「第1の日は生じた」とか。しかしこの場面では Vn.が三度上の音を鳴らしていますから、連続8度の硬さがあからさまには響きません。歌詞を強調しつつ上手に隠されている感じ。うまーーい。12b.二重唱と合唱の330小節〜「大地も天もあなたを崇拝しています」も、繰り返し部分として強調されていますね。独特のワクワク感が出ます。

IMG_2314冒頭の混沌を表す音楽や、小鳥や動物を表す音楽。のどかさを感じるファゴットとフルートの2オクターブ離れたメロディ。ラファエルが「塵」と歌うと細かく砕けるオーケストラ。ハイドンのセンスがいっぱい詰まっています。

ポリフォニー、ホモフォニーともに十分発達し、楽器も改良を重ね、強力なスポンサーもちゃんといた18世紀末にはこんな音楽が生まれていたのですね。誰もが納得する素晴らしい芸術品です。

今だったらどうかしら。スポンサーが難点かもね。だいたいこんな規模の曲を使うようなイベントだったらオーケストラを使わないだろうし。オリンピックの開会式とか。これからもオーケストラは古い曲をやっていくしかないんでしょうか?演奏家の皆さんも、関わるスタッフの皆さんも現代を生きているのに、オーケストラはどうしてなかなか「今」を歌うことができないんでしょうか。日本人はもともと古いものをとても大事にする民族だから、これはこれで良いのでしょうけど。

「『光あれ!』すると光が現れた」の後の舞台照明が明るくなる演出もブラボーでしたし、コントラファゴットの存在感にびっくりしました。チェンバロとチェロの通奏低音が聴けて満足です。上尾さん、小川さん、ブラボーでした。金管セクションの皆様のピリオド楽器によるアンサンブルを有り難く拝聴しました。合唱を潰さずしかもクリアな響き、素晴らしかったです。それと、ホール照明が薄く点いていて、手元にある歌詞(と楽譜)を読めるのがありがたかったです。

指揮の秀美さん、ソリストの皆さん、合唱のアマデウス・コア、オーケストラの皆さんの音楽を堪能しました。ありがとうございました。おつかれさまでした!



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