Toy box of the music

作曲家 木島由美子の音楽と舞台裏。

蜂子皇子物語・番外編

タクト鶴岡での公演では、各部門に就いたスタッフにも大変お世話になったんですよ。大規模な舞台を動かすには大勢のスタッフの協力が欠かせませんが、今回は特に特に音響さんにお世話になりました。

今だから言いますが、金曜のリハ中「ある効果音の音源がない」ことが発覚したのです。しかも二箇所も。翌日はもう演技と歌と生演奏とのリハーサルが行われるというのに。
しかし!!まず近くにいらした音声担当のMさんにこの件をお伝えしたら、早急に効果音担当の音響さんにつないでくださいました。Nさんは他の場所でも本番があったにもかかわらず迅速に的確な音源を作成してくださいました。Aさんにそれを使う箇所をお伝えしたところ、完璧なタイミングと音量できちんとリハーサルに間に合わせてくださったんです。もう脂汗かいて音響担当の皆様に平謝りです。本当にありがとうございました。素晴らしかったです!!

本番のオーケストラピットの中で私が使ったのは、諸事情によりKeyboard(電子ピアノ)でしたから、音量や吹奏楽とのバランスはすべて音響さん任せだったのです。そして事故が起こったのは 一回目の公演の「純恋歌」でした。急にKeyboardの音が小さくなり、何をどう操作しても直らず大変に焦りました。(それで舞台上の事故は後から知りました)(あの瞬間は神様が何かいたずらをしたくなっちゃったのでしょうか)
一回目の公演後に音響さんsがオケピットまで来てくださり、カリカリしていた私に嫌な顔一つせず、Keyboardの具合や配線を確認してくださいました。後から考えるとやはり脂汗です 様々に対処してくださってやっと音量が安定しましたので、そのまま二回目の公演へGO! 無事にラストの「愛する故郷」まで演奏することができました。

音響さんのお仕事は音楽家と同じ。音が出てしまったら引っ込めることができません。しかも彼らは演者・演奏者の音をそのまま伝える責任を負うのです。しかも決して表に出て目立つようなことはありません。信頼できる音響さんとの仕事は、なにものにも替えがたい充足感を生みますね。
一昨年の羽黒公演に続き、今回も大変お世話になりました。ご迷惑をおかけしてすみません。ありがとうございました。

IMG_1883おまけの写真は脂汗をかいた後の金曜夜のホテルにて。いただいた弁当と、いただいたシフォンケーキと、コンビニで買った梅酒を飲み飲み、MacBookを広げて次の仕事をしておりました。

次はシベリウスの編曲です。季節はまさに真冬、シベリウスにぴったりなんだけど、なかなか私の中身がシベリウスにならず、どちらかというとワーグナーとかそんな感じなので、オーケストラ譜丸写しの部分だけ進めて後はレジェンド葛西さんをぼーっと眺めておりました。

葛西さん。元気をいただきました。ありがとうございます。



 

蜂子皇子物語!

去る2月18日(日)、鶴岡市の荘銀タクト鶴岡(鶴岡市民文化会館)にて、市民参加型ミュージカル「蜂子皇子物語」FINAL公演がありました。5年の歳月をかけて積み上げてきた物語の、いよいよ完結編です。
当日は晴れ間もありましたが風が強く、吹雪の時間があったにもかかわらず、1,000人を超すお客様においでいただきました。キャストが講師陣の指導を受けて熱い熱い稽古を重ねてきた模様は、ツィッターやfacebookを通じて伝わってきておりましたが、努力が報われた感じでしたね。

荘内日報 2月20日付け紙面より「歴史ロマンあふれる物語熱演」
 
羽黒高校は生徒会、合唱部、吹奏楽部、チア部、剣道部、自動車研究部などなど、演奏や照明などの他、役者として多数出演されました。主人公の蜂子皇子は、1400年ほど前に出羽三山を開山された、羽黒に大変縁の深い方ですからね。 結局、ラストのメインテーマの歌の時は合計何人が舞台に乗ったんでしょう。歌声もかなりのボリュームでした…。


私が担当したのは作曲、DTM録音、吹奏楽編曲と当日のピアノ弾きです。私のなかから出て行った音楽で公演時間2時間半を埋め尽くすという、後から考えれば幸せすぎる時間でした。本番中は、ピアノの事でいっぱいで余裕があまりなかったのですが。
 

私自身は特別表立って活躍するようなことは無くて良いのです。全くの裏方=クロコで構いませんし、むしろそれを望んでいます。しかし、たくさんの人々の心に沁みこんで幸せになれる音楽を書くのが夢のひとつでした。(こういうのを俗に『黒幕』というのだろうか笑)大勢の方々のおかげで、またひとつ夢が叶いました。

キャストの皆様歌って踊ってくださってどうもありがとうございました。吹奏楽部、合唱部の皆様、演奏してくださってどうもありがとうございました。 特に吹奏楽部の皆様、指揮の牧先生、ややこしい音楽を短時間で仕上げてくださってありがとうございました。

心から感謝申し上げます!!!

ミュージカル

 

そんなわけでポータブル

娘が頑張ってノートパソコンを買い換えました。
なんだかんだの事情のため、今までのMacBookでは間に合わなくなったためです。このMacBookはもともと私のもので、娘が大学に入る際に貸し出したもの。マシンとしてはかなり古くなってしまいましたが、とにかく役目は無事果たしたようなので、先日引き取ってきました。

はて。これが手元に来たからには、仕事部屋の外でも仕事が出来るようにしたいゾ。例えば実家で…とか、泊りがけの出張とか。出来れば現場で譜面を直したりできたらすごくいいゾ(プリンタはどうするんだとか言う話は置いといて)(プリント&製本はほぼコンビニだし)。

しかしOSが古すぎ。このSnow Leopardのままでは去年購入した楽譜作成ソフトFinaleはインストール不可なので、まずはEl Capitanにアップデートしなくては。…というところからFinaleをダウンロード&インストール完了というところまで、丸々二日かかりました。なんといってもおばあちゃんMacBookですから。

しかし色々構ったところ、結構快適じゃないですか、おばあちゃん。そこでこんなものを買ってみました。性能の割に激安ですよ。25鍵の赤ちゃんキーボードです。→KORG USB MIDIキーボード NANOKEY

IMG_1877これで実家でもなんでも譜面直しや浄書ができるようになりました。やった!

この赤ちゃんキーボード、譜面の入力には十分ですね。演奏には全く向きませんけれども。25鍵しかありませんが、オクターヴシフトによりMIDI規格上のすべての音域はカバーできます(オーケストラやピアノの音域には届かないので、やはりメインマシンとしては使えませんが)。…はて。ここまできたらDTMシステムも作りたくなってしまうゾ。悩み中。むむ。

おばあちゃんMacBookと赤ちゃんキーボード。
これからの移動簡易システムとして活躍してもらいまーす♪♪♪ 


 

は。

親知らずを抜きました。
しばらく前にじんわり痛み始めていたのですが、なかなか歯医者さんに行く決心がつかなくて。あの、頭蓋骨💀に響き渡る音⚡️⚡️がとても嫌いです。とてもとても嫌いです。でも、これから本番もあることだし。いよいよ決心して歯医者さんへ。

下顎の親知らずの時は口腔外科にお世話になって、とても時間がかかって面倒だったんですよ。今回のは幸運なことにとてもシンプルな生え方だったので、いつもの歯医者さんで。

予想した通り「みしみしっ」という音が頭蓋骨に響き渡って不快極まりなかったのですが、腕利きの歯医者さんのおかげで、あっという間に終わりました。本当に「あっ」という間に。

というわけで、ここ数日は歯を抜いた箇所がポッコリ穴が開いています。腫れも痛みもあまりないのですが、穴が開いているのでやっぱり固いものを食べるのを避けています。米粒を噛むのもちょっとね。入りこむんだもん。

IMG_1874で、どうしたかというと…自分でベーカリーでパンを焼いて真ん中部分の白くて柔らかいところを食べています。パンは自分で焼くと甘さや焼き加減を調節できるので、なんだかんだと弱ってる時には最高です
(私には)。

娘の高校時代はしょっちゅうパンを焼いて食べていたのですが、白くて柔らかい部分は娘の好物だったことを思い出しました。娘が、パンをスライスすると出るミミ部分を避けて白い部分だけ食べていたこともあったっけ。母はミミ部分がもともと大好きだから全く構わなかったのですけど、(つまり二人でわがままを言い合って「棲み分け」をしてたの笑)自由に白い部分を食べられる今、少しだけ寂しい気持ちもしました。

し…しかし…焼きたていい香りのする、このふわふわを独り占め。
うーん幸せ。

ピンク色の曲を🌸

IMG_1860IMG_1859IMG_1861
 







先日、小林路子さんのおうちにお邪魔して来ました。
4月30日(日)山形市内・瑳蔵 にて行われる、「小林路子:スマイルコンサート」において、拙作ピアノソロ「さくら」を演奏していただくため、まず演奏を聴かせていただきに行ったのです。 
ちょうどピアノ五重奏曲『ます』の合わせ中。蜂谷さん、井戸さん、研多朗さん、相川さんと路子ちゃんのアンサンブルを至近距離でがっちり聴かせていただきました♪ 楽しいわー♪

そのあと拙作のピアノソロを。路子ちゃんから「ピアノ曲を書いてください」と依頼があったのは、作品集CD「Lumiere」の制作のためピアノの演奏を路子ちゃんにお願いしたあとのこと。(一部のかたにはとっても有名ですが)ピンク色が大好きな路子ちゃんからそんなお願いをされちゃったら…ピンク色の曲を書こう🌸と思っちゃうじゃないですか🌸

曲の内容は「桜吹雪」のイメージで書いたのですが、演奏が大変です。とてもとても。…と思ったら、路子ちゃんいわく「(比較的シンプルな・比較的音符の数の少ない)四声の部分をがんばったんです」とのこと。あれま。まぁ、音を組み立てるにはその辺りが一番しんどかったんですけどね、確かに。でも、そのとてもとても演奏が大変な曲を全部暗譜して聴かせてくださいました。感激です。うぅ😭

路子ちゃんの手と耳とハートによって、7年ぶりに自分が書いた曲に会うことができました。これから何度かまたピンク色の路子ちゃん邸に伺う予定です。本番が楽しみです。

では、本番の告知を。

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「小林路子:スマイルコンサート」 
4月30日(日)山形市:瑳蔵 にて
昼の部13:30〜/夜の部18:00〜 
入場料1,500円(全席自由) 

<プログラム>
シューマン=リスト/献呈
モーツァルト/ピアノ四重奏曲 第二番 変ホ長調 K.493
木島由美子/さくら(初演)
シューベルト/ピアノ五重奏曲 『ます』  D.667  ほか

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