所用のため、一瞬だけ東京へ。
なんだかんだ用事を足した翌朝は東京都美術館「クリムト展」へ。

世紀末のオーストリアを代表する画家、グスタフ・クリムト。繊細で大胆で、豪華絢爛で退廃的で…惹きつける何か。この展覧会のポスターの原画となった有名な一枚の絵。金を施された衣装を見にまとったエロい表情の女性の手にあるのは、なんと生首。その背景やストーリーを初めて知りました…

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最近、美術館や博物館に行ったら音声ガイドを借りることにしています。クリムト展の音声ガイドは稲垣吾郎氏の声。
プロローグは…ブルックナー:交響曲第7番/第三楽章スケルツォ。おおおお!と嬉しくなったところで鑑賞の始まり。「17歳のエミーリエ」の絵ではドビュッシー:金色の魚(映像第二集より)、「アッター湖畔のカンマー城」ではラヴェル:洋上の小舟(組曲「鏡」より)。「女の三世代」ではマーラー:交響曲第5番/第四楽章アダージェット。
同時代に活躍した作曲家の作品とともに印象深く味わう、世紀末を生きた個性的な画家の作品の数々。
 
ベートーヴェン交響曲第9番に着想を得た、34メートルの壁画「ベートーヴェン・フリーズ」!圧倒的な存在感にしばし時間を忘れました。

知識をいっぱい仕入れました。知識を得ることは、目に見え音に聞こえる世界の解像度を上げることです。いくつになっても知らないことだらけ。でも片っ端から忘れてしまうんだけど笑

なんかね、絵のなかに はだかの おんなが うようよ いるのが きもちわるい。みんな はだかなの。おとこも おんなも はだかなの。うようよいるの。ありのままの人間って そもそも きもちわるい。生きてるって きもちわるい。きもちわるくてとうぜんなのだ。すべて うつくしい なんてことは ありえないから。だから いっしゅんのかがやきが よりいっそう うつくしく かんじる。それを とらえたくて 絵をかき音楽をつくる ということなんだろうとおもう。