「うた」ってね、飾りではないと思うよ。
歌詞だけ見てもね、ただ身の回りのことを言ってるだけでもないし物事の説明でもない。 大なり小なり、心が動く瞬間の「本音」を言ってるんだと思うのよね。ただし、ほんとに大なり小なり。

でね、音が集まって音楽になったら、それは心が動くさまの表現なのよね。そりゃぁ大なり小なり技術や知識のひけらかし=自己顕示欲のカタマリだったりすることもあるけど。(力任せonlyの響きを耳にするとウンザリするけど自分にそういうことをやってみたい気持ちが無いとは言わないからこれ以上言わない)

楽譜を書くこと=実際に音を出して音楽を奏でることではないのよね。でも音をどれだけイメージできるか、何を伝えたいか、響きと流れで何ができるか、その「心の動き」をどれだけ五線紙に乗せられるかを考える。できるだけシンプルに。深く。

いつも心柔らかくいたいと思う。いつも新鮮な何かを保っていることは本当に難しいけれども。身の回りの面倒なことの多さに加え、この社会に悲しいニュースが多い昨今、ふと目を向ければ世界は美しさに満ちあふれている。朝はシジュウカラとカッコウとキジバトに見送られ、夕方は、途中の歩道にひょっこり顔を出していた若いさくらんぼに迎えられた。田舎は確かにひとは少ないけどいろいろ賑やかね。ホトトギスの「てっぺんたけたか!」はまだかな。

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