The toy box of the music

作曲家 木島由美子の音楽と舞台裏。

2018年05月

5月に。

FullSizeRender息子が配属先へ引っ越し。
ついに独り立ち。

この子を育てるのは
いろんな意味で
本当に大変だったけど
ものすごく楽しかった。

幸運を祈る。
いつもいつも。

この季節の空がとても好き。

 

余談

コンサートの感想について。
演奏そのものはどうだったの?と質問を受けることが時々ありますので、私の考えを書いておきます。今ごろ書いても誰も読んでないと思うけど、こっそりと笑

今、目の前にいるひとの演奏について、いろいろと公の場…しかもデータが残るWebで書くのが嫌いなんです。思うところがあったら直接ご本人にお伝えしておしまいです。ご本人とやりとり出来れば質問もできますし、そうするといくつかの提示に納得することもあったりするので、そんな貴重なチャンスを逃したり遠くからいろいろ意見を述べたりはしません。

それに、他の演奏家やオーケストラと比較できるほど演奏会を聴いておりませんし、生演奏はCDなど録音されたものとは全く違うものですから、その場でどうのこうの言うのはおこがましい、出過ぎたことだと思っています。何人かの演奏家、いくつかのオーケストラの音を間近で聴いて、それぞれの特徴や色彩を体感したことはありますけど。譜面を読んでから演奏会を聴くと、今目の前で鳴っている音が演奏家によってどれだけ磨かれたものであるか実感しますけど。

私は音楽を作る(作りたい)立場でいたいので、作られた音楽の中身についていつもアンテナを張り巡らせていたいと思っています。100年以上前の音楽をいまさら勉強しても21世紀には古すぎる…などと言う意見もかつて頂戴しましたが、人間は何千年と変わらない普遍的な部分はあるもので、時の流れの中で淘汰されてきたものの価値を見直すことに意義を感じます。

その上で自分が何を感じて何を生み出すのか、ここから先はWebには書きません。長い長い考え事のあとに五線紙に書き出すことが出来ればいい…(希望)のです。

今日もいい天気ですね〜。庭でスズメたちが遊んでいます。いいなぁ、いっしょに遊びたいなぁ。…と思ったらどうやらカノジョ争奪戦のようです。あら。いっしょに遊ばなくていいです。がんばって闘ってください、スズメボーイズ。

 

山形交響楽団 第269回定期演奏会!

IMG_2007山形交響楽団 第269回 定期演奏会
2018年5月19日・20日 山形テルサホール
指揮:飯森範親
クラリネット:ダニエル・オッテンザマー

<プログラム>
モーツァルト/交響曲 イ短調「オーデンセ」 
                              K.Anh.220(16a)
モーツァルト/クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
シューマン/交響曲 第3番 変ホ長調「ライン」作品97

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新緑の5月、良く晴れた午後に極上のオーケストラを聴けるとはなんと幸せなこと。充実した時間を過ごしてきました。

1曲めはモーツァルト。1982年、デンマークのオーデンセ私立交響楽団が古い資料の中から発見した全曲の写譜ということで「オーデンセ」と呼ばれるようになった交響曲イ短調。現在ではモーツァルト作曲なのかどうか不明なのだとか。
9歳の時期の作品なら、通奏低音としてのCelloやFagottoの動きがあると思われるのですが、どうも通奏低音としてだけではありませんよね。第一楽章の鋭さもモーツァルトっぽくないような。第1番のあの可愛らしさからここまで音楽的に飛躍するかしら。うーん。とてもキュートな曲であることは間違いないのですが。

次は(この曲のために中学時代にどれだけお小遣いをつぎ込んだだろうかと思われる笑)Clarinet協奏曲。ウィーンフィル首席奏者オッテンザマーさんの上品な美しい音と、ぴったり寄り添うオケの音に包まれる、至福のひとときでした。特に2楽章が絶品で…。豊かな倍音と美しいピアニシモ。神様に祈りを捧げるような、清らかで静謐な音楽。どうも涙腺弱いな。
オッテンザマー氏、こういう曲想以外のもっとはっちゃけた音楽も聴いてみたいと思っていましたので、アンコールの自作の即興曲は嬉しかったです!おちゃめな方なんですね〜

休憩後はシューマン。バルブホルンが登場した19世紀中頃の作品のため、Hornはモダンを使用していらっしゃいましたね。音量も音色も、他のピリオド楽器とのバランスをとるのが難しそうです。結果やいかに。
それと、シューマンのオーケストレーションが聴いててやっぱり辛くなります。なんでそんなにのべつまくなしブレスなし管楽器を使うんでしょうか…使うならいちいち弦楽器と重ねなくてもいいんじゃないでしょうか…特に2楽章や4楽章が始まるときに暗澹たる気分になってしまいます💧💧(しかし山響プログラムノートを書いていらっしゃる作曲家i氏ともお話ししたことなのですが、厚く重ねる件について非常に同意する部分があるのであまり他人のことは言えた義理ではないのです💧💧💧💧💧💧💧💧)
しかし和声や音楽の運びの充実はさすがシューマン!やっぱりPianoで音楽を作るひとということなのかしらね。5楽章まで来ると音楽もオケも笑みが感じられてこちらも明るい気持ちになりました。Hornセクションの方々すてきでした♪5楽章の150小節付近のはHornはおなかに力を入れて聴いてしまいます(^^)

今回も、三曲ともとても楽しませていただきました。飯森さん、オーケストラのみなさま、おつかれさまでした。ありがとうございました!!


ありがとうございます

🌱昨日、誕生日でした。
たくさんのメッセージやコメント、直メールをありがとうございました。いろいろと声を掛けてくださることが有り難くて嬉しいです。みなさんのおかげでとてもとても元気が出ます。
また、こうして返信するくらいのことは全く平気な程度の心身の健康を維持していることも、大きな幸運だと思っています。いつ何が起こるかわからない日常ですから。(特に何があったわけではないのでご心配なく♡)

みなさん元気でいましょうね。時間など余裕があればお会いしましょう。

最近息子の就職が決まったということで、かーちゃんの私をお祝いしてくれた友人たちとか、誕生日の昨日の連絡がきっかけとなってお茶やランチの約束に発展した友人たちとか。どうも人生は楽しいですね(なんで息子が就職したらかーちゃんが祝われるんだというツッコミは無しでお願いします汗)

🌱さて、どんどん時は流れていきます。来春は娘が卒業なので、卒業式に着る衣装を選ぶ時期になってきました。私の着物を見せて欲しいと娘が申しますので、今日の午後は和箪笥を開けて手持ちの着物を広げました。
 
IMG_2006…祖母よ。なぜこんなにたくさん私に持たせたの?振袖、訪問着、喪服、江戸褄。普段着の着物もいくつかあるし…着たいなぁ…普段に着るなら演奏会だけど、音楽を集中して聴くのに和装は自信がない…演奏会に出演するほうだったらどうかな…袖がじゃまでピアノ弾けないか…作品発表の挨拶だけだったら和装も可能?袴とかいいかもな…などと考え始め、「娘に着せる」という当初の目的のが吹っ飛びそうになりました笑 
でも娘が和服に関心を持ってくれてとっても嬉しかったんです。「伝統を受け継ぎたい」とは思っても、次の世代が関心を持ってその良さを分かろうとしないことには本当の意味で受け継ぐことになりませんから。

父方の祖母も母方の祖母も、とてもおしゃれなひとでした。昔々に父方の祖母からもらった着物を前に、懐かしい祖母の声や言葉やしぐさを思い出していました。うーん…心身ともにタフなおばあちゃんだったな…まだまだ私は“青い”なぁ。まだまだ行きたいなぁ。
 

残念で。

なんだか…ひどくギスギスした世の中ですね。インターネットを見ていての感想ですが。ネットだと匿名性が高いから、なおさらこんなことが多くなるのでしょうか…?

🍀最近クリエイターのおひとりに起きたことですが、その方の作品を「嫌い」というだけで多くのひとに攻撃され、作品発表を控えざるを得なくなってしまいました。表現したものに対して感想を言うのでなく攻撃するってどうなんでしょう…善いとか悪いとかの問題ではなく、好きか嫌いかの問題だと思うのに。多くのひとを惹きつける何かがあったから注目された方だと思うのに。

🍀クリエイターに限らず、ミスや失言があれば、ああだこうだと攻撃されますね。ネットだとデータが消せませんから本当にいつまでも執拗に攻撃されます。芸能人や政治家ならなおのこと。それがよくよく考えてみれば小さなことであっても、いろいろな見方があっていいと思うことでも、「自分が正義」だと思う方々に攻撃されてしまうようです。真実か偽物なのかもハッキリしないニュースもたくさんあります。その中で誰が正義なのかなんてわかるわけがないんですよね…。(もちろん、セクハラ問題のように様々な角度から議論して問題点を明らかにしていくことはとても大切なことだと思います)(議論と攻撃は違いますね)

🍀そうした中で思ったことは…有名になんかならなくていい。作品なんか発表しなくていいよ。ちょっとしたミスも、様々な角度からの見方も許されない社会なら、表になんか出なくていいし、出たくない。なんて思ってしまいます。いや、アマチュアならそれで良いんですが、プロとして活動していくつもりならここで挫けるわけには行きませんけどね。

🍀作品を発表して世に問うとき、ひとによって様々な受け取り方があり考え方があるのだと、よくよく意識していこうと思います。だって。クリエイターは自分が一番だと思っているイキモノだから。でも私たちの「一番!」は善悪や正義ではなくて、好き嫌いの問題なのです。自分の「一番好き!」を集めて表現しているのです(ごく大雑把なモノ言いですが汗)。だから、嫌っても構いませんからどうか立ち上がれないほど叩きのめさないで欲しいのです。自分の問題は自分が一番よくわかっているものです…。

IMG_1987それにしても。

自分と全く関係ないひとを寄ってたかって袋叩きにする方々へ、一言だけ感想を言わせていただきますよ。


みなさんヒマなんですね。


おしまい。


 
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