Toy box of the music

作曲家 木島由美子の音楽と舞台裏。

作曲

眠気覚ましに

楽譜推敲中です。まだまだ先は長いのですが、とりあえず半分まで来たので今夜は一休みです。

私の意識の中は、朝から晩まで寝ても覚めてもこの推敲中の曲のことばかり。完全に<あっちの世界にいってる状態>です。もっと言うと<あっちの世界に逝ってる状態>かもしれません。まぁ、いつものことだから大騒ぎすることでもないのですが。

今回の<あっちに逝ってる状態>の中でいつもと違うことと言えば、ちょっとね、クスリをね、つかってみたんですよ。ウソ。無水カフェインを服用してみました。つまり眠気覚ましの錠剤です。


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私は普段からコーヒーを何杯も飲みますし、薬剤に頼るのは今まで少し抵抗があったんですが、親しい友人二人からそれぞれ違うシチュエーションで「効くよぉ〜♪」と聞かされたので、試してみることにしました。どちらも心から信頼する、しかも数々の演奏会でバリバリ活躍中✨の友人お二人ですから、余計に好奇心がうずいてしまうではないですか。ということで一番ぼんやりする午後の時間帯に使ってみました。

あー、意識がハッキリしますね。<あっちに逝ってる状態>でぼんやり考え事をする(つまり妄想にふける)のもオツなのですが、それは音楽を創ってる状態だから良いのであって、楽譜を書くときにはあまり適当とは言えません。楽譜の隅々まで書き落としや書き間違いがないように気を配るには、ハッキリするのがとてもいいんです。 私には。

一部のミュージシャンの中には、ヤバイ状態で曲を作りたいためにヤバイ薬を使いたくなる方もいらっしゃるみたいですが…私はいつもヤバいのでそこから抜け出すために薬を使いたいのです笑 

いやいや、これはそんなヤバイ薬でなくて単なるカフェインです。だからコーヒーやお茶などカフェインを含む飲料と一緒に飲まないようにみたいなことが書いてあります。えっ。コーヒー飲めないの?ノンカフェインコーヒーを買ってこなくちゃなんない? というか、そんなにしょっちゅう使わなければいいのよね。

なぜかというと…モノを創るのに必要なヒラメキには睡眠が必要ですから。どんなにカフェインでごまかしたとしても、睡眠不足ではヒラメキません。私にとってベストなのは、音楽を作りながら合間にちょこちょこ仮眠を挟むこと。客観的に見たらしょっちゅう寝てるかも。

朝寝して 夜寝するまで 昼寝して 時々起きて 居眠りをする

おそまつ。 
 

 

お知らせです!ティータイムコンサート編

毎年恒例ですが、今年はなぜか夏にやります。
『高橋直子と愉快な仲間たちの「ティータイム コンサート」』
7月28日(日)文翔館議場ホール/13:30開場、14:00開演。 

(あらかじめお断りしておきますが、私は主催者ではないのですけど、毎回出演させていただいておりますので宣伝いたしますね。)
今年も楽しい本番になるよう出演者一同、準備を重ねております。日曜午後のひととき、どうぞお誘い合わせのうえご来場ください。
 

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夜のコンサートは無理だけど、昼間のお茶の時間くらいなら行けるわ、という方々を主に対象としたこのコンサート、おかげさまで今回で16回目です。今回は、ついにヴァイオリン/駒込綾さんと、朗読/平野礼子さんのご登場です。ぱちぱちぱち。

因みに、駒込綾=こまごめりょう、平野礼子=ひらのあやこ、と読みます。 
ひらのあやこには、過去のティータイムコンサートで「働くオンナの事情」と「VS・バーサス」シリーズ3作で演出をお願いしましたが、純粋に朗読って初めてじゃないかしら。 俳優に舞台監督に演出にと多方面に忙しいひらのとまた一緒に舞台を作れてとても嬉しいです。
りょうちゃんは最も頼れるヴァイオリニストのお一人。弦楽器のことで訊きたいことや相談したいことがあると、まずはりょうちゃんを頼ります。佐々木悦さんの作品集「どっぺんがえし」の挿入曲も、りょうちゃんのヴァイオリンで収録させていただいたのでした。 

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チラシの私の作品のところに堂々と載っちゃってますが「こいのぼり の まじない」ではなくて「こいのぼり の おまじない」です。チラシをご覧になったYさんからご指摘いただきました…すみませんごめんなさい。私も気づきませんでした…

さて、まだまだ作曲中です。いい加減に仕上げないと。お話につける音楽はテンポが肝要です。CDに収録された、ひらのあやこの朗読を何度も何度も聴いては音楽をつけています。 …うふふ、何度聴いてもひらのの朗読は楽しくて笑顔になれます。良い作品にしたいなぁ…心からの願いです。



やらねば、の時期になってしまったのだけど💦

2つめの作曲中です。
物語に音楽を付けていくので、結構な長さになる予定。一場面一場面、ひとつひとつ音を紡いでいくのは楽しくて幸せな時間です。いつまでもこうしていたい。

こうしていたいけど、身体が固まっちゃうのはイヤです。1日のうちでどこかはウォーキングかプールか、時間を取りたいと思っています。なんといっても、長く強く集中するには体力が必要ですから。 

今日は郵便局に用事があったので、クルマで出かけたついでではなく、とある場所から郵便局まで歩くことにしました。片道2kmちょっと。 今日は肌寒い感じですが、風の香りで様々な植物の呼吸の気配を感じます。

梅雨というだけあって、途中の道端には梅の実が見られました。完熟にはまだまだの青さです。

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青くて硬いといえば、こちらは桃。梅より葉の形が長くて細くて薄いです。

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この実が大きくなって熟すころは……か〜〜っと暑くなるころですねぇ…暑さ真っ盛りに甘く甘く実る桃が楽しみです。暑いのはきらいですが❗️

複雑なテクニックを駆使して難しそうにやるよりも、シンプルな音で余裕を持って十分に鳴らしてもらう方が好き。でもそればかりっていうのもつまんない。<音のパレット>にモチーフや和音などたくさん広げて、<音の物語>を描いていく楽しさ。 

…などと妄想ばかり繰り広げてないでさっさとやらねば。本当はあまり時間がナイ。直子ねえさん、りょうちゃん、あやこ、ちょっと待ってて。宣伝もしなくちゃ。 
 

作曲中。

「うた」ってね、飾りではないと思うよ。
歌詞だけ見てもね、ただ身の回りのことを言ってるだけでもないし物事の説明でもない。 大なり小なり、心が動く瞬間の「本音」を言ってるんだと思うのよね。ただし、ほんとに大なり小なり。

でね、音が集まって音楽になったら、それは心が動くさまの表現なのよね。そりゃぁ大なり小なり技術や知識のひけらかし=自己顕示欲のカタマリだったりすることもあるけど。(力任せonlyの響きを耳にするとウンザリするけど自分にそういうことをやってみたい気持ちが無いとは言わないからこれ以上言わない)

楽譜を書くこと=実際に音を出して音楽を奏でることではないのよね。でも音をどれだけイメージできるか、何を伝えたいか、響きと流れで何ができるか、その「心の動き」をどれだけ五線紙に乗せられるかを考える。できるだけシンプルに。深く。

いつも心柔らかくいたいと思う。いつも新鮮な何かを保っていることは本当に難しいけれども。身の回りの面倒なことの多さに加え、この社会に悲しいニュースが多い昨今、ふと目を向ければ世界は美しさに満ちあふれている。朝はシジュウカラとカッコウとキジバトに見送られ、夕方は、途中の歩道にひょっこり顔を出していた若いさくらんぼに迎えられた。田舎は確かにひとは少ないけどいろいろ賑やかね。ホトトギスの「てっぺんたけたか!」はまだかな。

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タイムカプセルなのだ

さて、とある曲の推敲にかかっています。

子どもたちがまだ小さくて、私が作曲の勉強を始めてすぐのころ、初めてプロオーケストラに演奏していただいた演奏時間20分ほどの作品です。 

今眺めると「なんじゃこりゃ」「なんじゃこりゃ」「なんじゃこりゃ」しか出て来ません笑笑笑 やりたいことをやりたい放題詰め込んで、整理もせず削ぎ落としもせず、雑然と並んでいてカオスですよ。師匠に何度も「音楽を浪費するんじゃない!」と叱られたことを思い出します爆笑

でも手書きで必死に書いたんですねぇ、何ヶ月も掛けて。このスコアを書いている隣では娘がゆっくりゆっくり朝ごはんを食べていたり、 学校から帰って来た息子がランドセルを放り出して床に寝転がったりしていたっけ…いちいち風景を思い出して、まるでタイムカプセルのようです。

幼稚園ごろまでの娘はご飯を食べるのがとても遅い子でしたので、どう頑張っても娘より速く食べ終えてしまう母は、もともと隣で手仕事をしていることが多かったのです。 手紙を書いたり手芸をしたり。でも娘を連れて大学の先生の研究室に作曲レッスンに通うようになってからは、娘の隣で課題を解いたりしていることも多くなりました。

息子が(このあと娘も通った)通った小学校は、家から3キロ近く歩かないとなりませんが、近所の友だちと賑やかに6年間通いました。それでも下校時間が長いといろんなことが起こるのですよ。ある日、息子が玄関先でうずくまっているのでどうしたのかと思いきや、「お母さん!話しかけないで!もれちゃう!!」というのもありましたし、あまりに疲れて玄関先で眠り込んでしまったときもありました。冬は雪で遊びながら帰って来ますので、ほっぺは真っ赤、服はびしょびしょ、急いで長靴を乾かさないと!という毎日でした。

…なんてことをね。このスコアを見ていると思い出すのですよ。このおもちゃ箱みたいにいろんなことが詰まりすぎてカオスなスコアをね。まるであの日々のような。

「Pleuvoir〜あめふり〜」。子どもたちと眺めた雨の風景…例えば、とあるお店のガラス窓をつたう雨粒の中には、付近の道路を行き交うクルマやトラックが小さく逆さまに映っているのを、飽きもせず眺めた記憶…など…を音楽に描きました。子どもたちが目にする新鮮な世界への生き生きとした驚きが、無意識的に感情を押し殺して生きてきた母=私を解き放ってくれました…かね。照れますねどうも。

少しずつ音を整理して、もっとシンプルな響きを目指します。このとき描きたかった世界にしては音が多過ぎるから。でもこれはこれで初演版として大事に取っておこう。私が成長してきた跡だなぁ。

今現在の、空を飛ぶような気持ちのイメージの写真を載せておきます。先日眺めた、東京→大阪の途中の富士山です。ここ数日暑いので涼んでいただきましょう笑

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