Toy box of the music

作曲家 木島由美子の音楽と舞台裏。

作曲

お知らせです!ティータイムコンサート編

毎年恒例ですが、今年はなぜか夏にやります。
『高橋直子と愉快な仲間たちの「ティータイム コンサート」』
7月28日(日)文翔館議場ホール/13:30開場、14:00開演。 

(あらかじめお断りしておきますが、私は主催者ではないのですけど、毎回出演させていただいておりますので宣伝いたしますね。)
今年も楽しい本番になるよう出演者一同、準備を重ねております。日曜午後のひととき、どうぞお誘い合わせのうえご来場ください。
 

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夜のコンサートは無理だけど、昼間のお茶の時間くらいなら行けるわ、という方々を主に対象としたこのコンサート、おかげさまで今回で16回目です。今回は、ついにヴァイオリン/駒込綾さんと、朗読/平野礼子さんのご登場です。ぱちぱちぱち。

因みに、駒込綾=こまごめりょう、平野礼子=ひらのあやこ、と読みます。 
ひらのあやこには、過去のティータイムコンサートで「働くオンナの事情」と「VS・バーサス」シリーズ3作で演出をお願いしましたが、純粋に朗読って初めてじゃないかしら。 俳優に舞台監督に演出にと多方面に忙しいひらのとまた一緒に舞台を作れてとても嬉しいです。
りょうちゃんは最も頼れるヴァイオリニストのお一人。弦楽器のことで訊きたいことや相談したいことがあると、まずはりょうちゃんを頼ります。佐々木悦さんの作品集「どっぺんがえし」の挿入曲も、りょうちゃんのヴァイオリンで収録させていただいたのでした。 

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チラシの私の作品のところに堂々と載っちゃってますが「こいのぼり の まじない」ではなくて「こいのぼり の おまじない」です。チラシをご覧になったYさんからご指摘いただきました…すみませんごめんなさい。私も気づきませんでした…

さて、まだまだ作曲中です。いい加減に仕上げないと。お話につける音楽はテンポが肝要です。CDに収録された、ひらのあやこの朗読を何度も何度も聴いては音楽をつけています。 …うふふ、何度聴いてもひらのの朗読は楽しくて笑顔になれます。良い作品にしたいなぁ…心からの願いです。



やらねば、の時期になってしまったのだけど💦

2つめの作曲中です。
物語に音楽を付けていくので、結構な長さになる予定。一場面一場面、ひとつひとつ音を紡いでいくのは楽しくて幸せな時間です。いつまでもこうしていたい。

こうしていたいけど、身体が固まっちゃうのはイヤです。1日のうちでどこかはウォーキングかプールか、時間を取りたいと思っています。なんといっても、長く強く集中するには体力が必要ですから。 

今日は郵便局に用事があったので、クルマで出かけたついでではなく、とある場所から郵便局まで歩くことにしました。片道2kmちょっと。 今日は肌寒い感じですが、風の香りで様々な植物の呼吸の気配を感じます。

梅雨というだけあって、途中の道端には梅の実が見られました。完熟にはまだまだの青さです。

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青くて硬いといえば、こちらは桃。梅より葉の形が長くて細くて薄いです。

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この実が大きくなって熟すころは……か〜〜っと暑くなるころですねぇ…暑さ真っ盛りに甘く甘く実る桃が楽しみです。暑いのはきらいですが❗️

複雑なテクニックを駆使して難しそうにやるよりも、シンプルな音で余裕を持って十分に鳴らしてもらう方が好き。でもそればかりっていうのもつまんない。<音のパレット>にモチーフや和音などたくさん広げて、<音の物語>を描いていく楽しさ。 

…などと妄想ばかり繰り広げてないでさっさとやらねば。本当はあまり時間がナイ。直子ねえさん、りょうちゃん、あやこ、ちょっと待ってて。宣伝もしなくちゃ。 
 

作曲中。

「うた」ってね、飾りではないと思うよ。
歌詞だけ見てもね、ただ身の回りのことを言ってるだけでもないし物事の説明でもない。 大なり小なり、心が動く瞬間の「本音」を言ってるんだと思うのよね。ただし、ほんとに大なり小なり。

でね、音が集まって音楽になったら、それは心が動くさまの表現なのよね。そりゃぁ大なり小なり技術や知識のひけらかし=自己顕示欲のカタマリだったりすることもあるけど。(力任せonlyの響きを耳にするとウンザリするけど自分にそういうことをやってみたい気持ちが無いとは言わないからこれ以上言わない)

楽譜を書くこと=実際に音を出して音楽を奏でることではないのよね。でも音をどれだけイメージできるか、何を伝えたいか、響きと流れで何ができるか、その「心の動き」をどれだけ五線紙に乗せられるかを考える。できるだけシンプルに。深く。

いつも心柔らかくいたいと思う。いつも新鮮な何かを保っていることは本当に難しいけれども。身の回りの面倒なことの多さに加え、この社会に悲しいニュースが多い昨今、ふと目を向ければ世界は美しさに満ちあふれている。朝はシジュウカラとカッコウとキジバトに見送られ、夕方は、途中の歩道にひょっこり顔を出していた若いさくらんぼに迎えられた。田舎は確かにひとは少ないけどいろいろ賑やかね。ホトトギスの「てっぺんたけたか!」はまだかな。

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タイムカプセルなのだ

さて、とある曲の推敲にかかっています。

子どもたちがまだ小さくて、私が作曲の勉強を始めてすぐのころ、初めてプロオーケストラに演奏していただいた演奏時間20分ほどの作品です。 

今眺めると「なんじゃこりゃ」「なんじゃこりゃ」「なんじゃこりゃ」しか出て来ません笑笑笑 やりたいことをやりたい放題詰め込んで、整理もせず削ぎ落としもせず、雑然と並んでいてカオスですよ。師匠に何度も「音楽を浪費するんじゃない!」と叱られたことを思い出します爆笑

でも手書きで必死に書いたんですねぇ、何ヶ月も掛けて。このスコアを書いている隣では娘がゆっくりゆっくり朝ごはんを食べていたり、 学校から帰って来た息子がランドセルを放り出して床に寝転がったりしていたっけ…いちいち風景を思い出して、まるでタイムカプセルのようです。

幼稚園ごろまでの娘はご飯を食べるのがとても遅い子でしたので、どう頑張っても娘より速く食べ終えてしまう母は、もともと隣で手仕事をしていることが多かったのです。 手紙を書いたり手芸をしたり。でも娘を連れて大学の先生の研究室に作曲レッスンに通うようになってからは、娘の隣で課題を解いたりしていることも多くなりました。

息子が(このあと娘も通った)通った小学校は、家から3キロ近く歩かないとなりませんが、近所の友だちと賑やかに6年間通いました。それでも下校時間が長いといろんなことが起こるのですよ。ある日、息子が玄関先でうずくまっているのでどうしたのかと思いきや、「お母さん!話しかけないで!もれちゃう!!」というのもありましたし、あまりに疲れて玄関先で眠り込んでしまったときもありました。冬は雪で遊びながら帰って来ますので、ほっぺは真っ赤、服はびしょびしょ、急いで長靴を乾かさないと!という毎日でした。

…なんてことをね。このスコアを見ていると思い出すのですよ。このおもちゃ箱みたいにいろんなことが詰まりすぎてカオスなスコアをね。まるであの日々のような。

「Pleuvoir〜あめふり〜」。子どもたちと眺めた雨の風景…例えば、とあるお店のガラス窓をつたう雨粒の中には、付近の道路を行き交うクルマやトラックが小さく逆さまに映っているのを、飽きもせず眺めた記憶…など…を音楽に描きました。子どもたちが目にする新鮮な世界への生き生きとした驚きが、無意識的に感情を押し殺して生きてきた母=私を解き放ってくれました…かね。照れますねどうも。

少しずつ音を整理して、もっとシンプルな響きを目指します。このとき描きたかった世界にしては音が多過ぎるから。でもこれはこれで初演版として大事に取っておこう。私が成長してきた跡だなぁ。

今現在の、空を飛ぶような気持ちのイメージの写真を載せておきます。先日眺めた、東京→大阪の途中の富士山です。ここ数日暑いので涼んでいただきましょう笑

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あんぽんたんの皆さまと

春ですね。春なのに今日は雪です。昼になって陽が差して来ましたが風が冷たいです。皆さま風邪など引いていらしゃいませんか。あったかくして過ごしましょうね。

ところで、先週はバセットホルントリオ「Trio di Umpontane(トリオ・ディ・アンポンタン)」の皆さまと2回の本番をご一緒しました。
まずは先週火曜日の「東北の作曲家 2019 in 仙台」の様子をご報告しましょう。仙台市宮城野区文化センター・パトナホールでのリハーサルはこんな感じです。 
 
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あっ、念のために申し上げておきますが、バセットホルンて「ホルン」じゃないです。低い音も出るクラリネットです。
 
このホール、天井がたかーーーくて、ほそながーーーいんですよ。響きもとても上品です。このホールで愉快な三人のために書いた「かぷかぷかぷりす」の初お目見えとなりました。
 
一人で練習していると「ほんとうにこれでいいの?」と不安になってきて、どうしても三人で合わせて確かめてみないとならない気持ちになってしまうけど、合わせたら合わせたで吹き出してしまう(談:トリオ・ディ・アンポンタン)という、全くもってヘンな曲です。うっかり油断して間違えると、美しい和音になってしまうという数々のトラップを仕掛けました。不安定さは美しさのすぐ隣にあり、不安定さは笑いと同義である。という私なりの哲学です笑笑笑。
 
本当は15分以上かかる曲なので、二箇所ほどカットして10分ほどに。作品発表なのになんでカットするの?という声もありましたが、自分ひとりのコンサートでは無いのでして。

そして2回目の本番は、昨日の山形市七日町「瑳蔵」での『バセットホルンとクラリネットの演奏会』です。 リハーサルの様子はこちら。蔵の中の響きは、木でできた楽器たちと相性が良いように思いました❤︎

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本番の様子はスタッフを引き受けてくださった大澤さんに撮っていただいた写真を載せますねー♪ 飲み物付きでしたのでテーブルが出ていますが、有難いことにみっちり満席でした。アンサンブルあり、ソロあり、ハイドンやモーツァルトから現代まで、内容も長さもたっぷりで濃いプログラム。

「かぷかぷかぷりす」はノーカット完全版、正真正銘の『初演』です。

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終演後です。おつかれさまでしたー!

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今回、前半のプログラムでピアノ伴奏を仰せつかり、きちんとつとめられてホッとしました。聴きにきてくれたTちゃんには「きききききじま先生、いいいいいいいつ練習してるんですかっっっ」と聞かれるくらいにはタイトなスケジュールでしたが、手応えがありました。嬉しいです。

あんぽんたんの皆さま、拙作を演奏してくださってありがとうございました。ピアノでもお世話になりました。本番はほんとうに楽しかったです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 

それぞれの演奏会と言わず、すべての演奏会において、聴いてくださるお客様あっての音楽です(この点は特に仙台のコンサートで声を大にして申し上げたい)。月並みなご挨拶になってしまいますが、貴重なお時間を割いてホールにお運びいただき、誠にありがとうございました。微力ながら今後の音楽の振興と発展に尽力してまいりますので、時に厳しく、時に暖かくお見守り下さいますようお願い申し上げます。 

 
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