Toy box of the music

作曲家 木島由美子の音楽と舞台裏。

積み重ね、それと緩急。

毎日毎日いろいろなことがありますね。世界を見れば大陸の国となんだかんだありますし、国内もごちゃごちゃしているのがTVニュースでもネットニュースでもSNSでも流れてきます。しかしこの混乱の中でも自分の信念を曲げない方は輝いていますね。それの善悪や好悪はひとまず置いておいて。

結局は積み重ねなんですよね。どう考えてきたか、どう行動してきたか、どう予想して情報を集め勉強してきたか、結果を出してきたか。誠実であること、真面目であること、諦めないこと。ひとつひとつの積み重ねがその人を作り、家庭を作り、社会を作って行きます。

このところ、どうにも判断に困る、対処のしようがない、酷く手間のかかる(片方は同時に私の力不足を痛感する)ことが二つありました。ここで感情的になってはいけないとグッと堪えましたが、このストレスに心が半端なく蝕まれました…。片方は収まりしたが、片方は今、とりあえず考えるのを保留しています。便利な言葉ですよね、「保留」。投げ出したわけではなく、きちんと向き合う気力が戻ってくるのを待っています。それと同時に、時間が経つと状況が変化する可能性も大いにあるので、様子見の意味も含みます。突き詰めて考えれば「ずるい」とも言えますが、そこはゆるくいこうと思います。私が潰れてしまっては元も子もないので。

ま、いいか…という感じ。

10代20代のころは、物事を進めるのに「…すべき!」と厳しく考える傾向が強く、自分で自分に大変疲れましたが、30代以降はどうすれば危険を回避できるか、最短距離で物事に辿り着けるかがだんだんとわかって来まして、今が一番ラクですね。友人もたくさんはいりません。心許せる友人が数人いれば充分です。フォロワーもたくさんいりませんし、いいね!もそんなに無くても届けたい方に届けば充分です(あれば嬉しいですが)。ほぼ全て、ま、いいか。です。

…と、だんだん仙人のようになってきましたが(笑)ラクをしたくない、まだまだやりたい、ギラギラと欲望に燃えるのが(笑)曲を作ることです。そうですね、私のなかの抑圧された「小さい私」が開放された途端にこうなってしまったので、行けるところまで行こうと思います。

ということで、歌の編曲&音源制作が1件完了、歌の作曲が1件完了、それと劇音楽が1件進行中です。自分のための作曲2件はずーっとずーっと心の中で転がしています。いつ書き出そうかな。もうちょっと転がして<甘み>を確かめてからにします。1件のタイトルだけ決めました。「mémoires(メモワール)」…師匠との大事な思い出のモチーフを使います(元研究室生の皆様の許可をいただきました)。指導の仕事が忙しいと音楽に集中出来ないことも多々あるので…年末に一気に書き出せるよう用意しておくつもりです。「用意」…便利な言葉です。ただただぼーっと心のなかで音楽を鳴るに任せているだけなのですが笑
でも一つ一つ疎かにせず、倦まず弛まず確実に積み上げて行こうと思います。

最後に、我が家の庭の紅葉を。
子どもたちを連れて大学にレッスンに通っていた頃のこと。当時3歳だった娘と、大学の庭にあった小さなモミジの赤ちゃん🌱を拾って来たのですが、それがこんなに大きくなり、今年の秋は本当に見事に色づいてくれました。一年一年、確実に成長してきたんですねこの樹も。

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晩秋となりました

前回のブログは9月上旬…暑い暑い最中でした。はて。もう秋も終わりです。秋の間私はどうしてブログを書かなかったんでしょう??

書かなかったというより書くのを失念しておりました。平日の昼は指導の仕事、夜は猫たちと遊ぶのが忙しくて。休日は演奏会を聴くのが忙しくて。作曲も少しずつ。ピアノやパソコンに向かってだけ作曲しているわけではないので。

聴きに行った演奏会で大きかったのは、山形交響楽団と東京シティフィルを聴きにいったこと。

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9月の演奏会で今でも心に残っているのは小林愛美さんのラヴェル。何とも言えない音色の2楽章がいつまでもいつまでも心に響いていました。しなやかに、シルクのような音色で。

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林そよかさん作曲のヴァイオリン協奏曲「Starburst」は、大阪での初演のときに身内の不幸のため泣く泣く本番を諦めたんですよ。でも、どうしてもどうしても聴きたくて、今回の東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団公演のチケット発売と同時に手配しまして。暑い暑い東京を歩き、ティアラこうとうまでたどり着くうちにヘトヘトになりました。でも本番では、もう命懸けと言っていいのではないかと思うほどの熱い熱い作品と演奏に、身体中アドレナリンが駆け巡り、それこそ心がburstしまして。

ああ。作曲したいな。

などと思っていましたら、このプログラムに演奏会情報がたっぷり載っていまして、11月の、同じくシティフィル定期「トゥーランガリラ交響曲」を見つけてしまいました。

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去年、まだお元気だった師匠にいただいた大事なスコア…憧れのDURAND版、429ページ。思いがけず実演を聴けるチャンスがめぐって来ました!これは行かねばねばねば!!!!!

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2楽章「愛の歌」であまりの美しさにボロボロに泣けてしまいました。あと8楽章も残っているのに。高関さんの指揮の、シンプルだけど炎が吹き出すような熱くて鋭いメッセージ。演奏者の皆様素晴らしかったです。

ってなわけで、このほかにも小さい演奏会にいくつか行ったりして、秋はコンサート貧乏をしております。とほほ。でも生演奏は逃したくないし。でも交通費まで含めるとお財布が…背に腹は変えられないんだし。とほほほほ。

猫たちと遊んでいる様子はInstagramとFacebookに掲載しております。
密かにThreadsにも。
(Instagram,Threads→@kiji_uniで検索するとでてきます)

あんまり猫ばかり載せているので…そろそろ真面目に作曲している様子も載せないと演奏者が不安かしら…などと考えたりしていますが…しのごの言わずにさっさと書けって話ですね…

充電!


ご無沙汰しておりました。暑い暑い暑い…史上最も暑い夏だそうですが、しかもまだ続いている感じですが、皆様お元気でいらっしゃいますか。

息をつく暇もない、目が回るような高校と大学の前期でしたが、なんとか評価まで終わらせて落ち着いたのが8月上旬のこと。そこからお盆や家族のことを終わらせて、8月後半は腰を据えて勉強しておりました。ほぼ5年ぶりではないでしょうか、こんなにじっくりと勉強できたのは。ここ数年のギチギチのスケジュールに疲れ果てたので、この夏は物事をゆっくり進めております。

🗒️勉強したいことはいろいろとあるのですが、とりあえず喫緊の課題は和声学のノートを作ること。以前、独学で勉強したことはしたのですが、仕事としての指導には心許ないので、もう一度いわゆる芸大和声の課題を解いています。根本を探るべく研究中。作曲のネタにはあんまりならないけど。

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ただいまⅢ巻の課題43ですが全然間に合いませんね…頑張ります。

8月後半は、このほか読譜、読書、英語、プール、諸々。一日中考え事をしていると夜中はへとへと。友だちとスマホでやり取りしていても寝落ちしてしまうことが度々…ごめんよ〜!しかし、仕事に追い立てまくられないというのは、こんなに心が自由になるものなのかと思いました。良い夏休みです。暑いけど。


さて、こんな日々の中で心に残ったこと。

♨️豪雪で有名な肘折温泉にあった、斎藤茂吉の歌碑です。

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「泡立ちて 湧きくる泉の 香を好しと 幾むすびしつ けふの日和に」

むすび…良い言葉です。この歌で初めて知りました。掬う(すくう)と同じ漢字を使うのだそうで、「両手を合わせて水をすくう」という意味なんですって。肘折温泉の炭酸泉、茂吉はしゅわしゅわした炭酸を大変喜んで何度もすくって飲み、楽しんだそうです。実際に飲んでみましたが市販ものとは全く違いました。確かに何杯も飲みたくなりますね!


🍑8月後半と言ったら桃!
友人が経営する果樹園、近所の農家、福島の従姉妹、いろんなツテを頼って、ものっすご〜く立派な桃や家庭用桃(いたみがあり売り物にならないもの)を手に入れて、常に冷蔵庫を桃で満杯にしています。この酷い暑さも、美味しい桃を食べられると思えば乗り切れる…かも。ふふふ幸せ。

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😺我が家のにゃんずはこの猛暑の中でも元気です。
先日TVを買ったのですが、
部屋に入れた直後から点検に来ました。
くんくん匂いを嗅いで「これはなに?」と不思議そう。

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でもTVの映像を見にくるわけではないみたい。
YouTubeで喜んでみていた
「猫が見るテレビ」を映してみましたが、全然興味ないの。
画面が大きすぎて分かりにくいかなぁ〜
TVとしては小さいの買ったんだけどなぁ〜

生存確認など…笑

ご無沙汰しております。ここのところ、ブログ更新が月にいっぺんほどのペースになってしまっています。ゴールデンウィークも今日でおしまいらしいですね、皆様お元気でいらっしゃるでしょうか。
当方ちゃんと生存しております。まあ、なんだかんだとありますけれども。今日ついにキレてしまったことがあり、勢い余ってブログを書き始めたという次第でございます。八つ当たりよりはまだいいかと思いまして(これも八つ当たりのひとつじゃないかと心の声がささやきますが)。ブログというのも時代遅れのように思いますが、SNSのように短い文章ばかりだと時々とてもストレスなので、備忘録のためにも続けようかと思います。

そうは言っても、学校での出来事を書き綴って全世界に向けて公開するわけにはいきません。学校で過ごす時間が長くなればなるほど、書けない・書くわけにはいかない・書きたくない話題が増えていってしまうので、どうしても更新頻度が下がるというわけ。他人様をああだこうだ言うのは基本的に嫌いです。それでコンサートの感想もほとんど書かなくなりました。

そんなわけで最近はInstagramやXなど使っていましたが、素敵な写真を載せれば閲覧数も増えイイネも増える、いわゆる「映え」を狙うのは根本的に好きじゃない。YouTubeなど動画も時間的に無理(オンライン授業やオンラインレッスンを経験してきたので、ある程度できなくはないです)。

ブログを書き始めたのは、作曲するのと同じ理由です。日々生きていくなかで感動したことや忘れたくない心の内側を書き留めておきたかったから。

でもプライバシーダダ漏れは例えて言えば「公道のまんなかを裸で歩くようなもの」だと思うので、ダイレクトでなくて何かに託すとかオブラートに包むとか、そのあたりは下品にならないようにしたいと思います。ずっと以前に友人Mちゃんと話したこと…「上品でいようなどと贅沢は言わないけど下品はやめようね」。

そんなスタンスで続けていこうと思っています。
みなさま、引き続きよろしくお願いいたします。

この連休は、ゆっくりと友人や親戚や子どもたちに会えました。去年はあまりの忙しさにこんな用事がほとんどなかったので、やっとのびのび呼吸できる感じです。

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そうなんです、やっとゆっくり呼吸できる感じなんですよ。誠に申し訳ございませんが、ご連絡いただいた仕事を受けることが出来ません。みんなのために…と思って仕事を受けて参りましたが、これ以上は私が潰れます。今の仕事に集中したいのと体力を戻したいので、大変心苦しいのですがお断りさせていただきたく存じます。とても残念ですが悪しからずご了承ください。(って誰に言ってるんだ笑)

作品展vol.4、ご来場ありがとうございました!

だいぶ日にちが開いてしまいましたがご報告です。
去る3月30日(日)午後2時から、山形テルサ・アプローズにて行われた「木島由美子作品展vol.4」が無事に終演いたしました。ご来場くださった皆様、誠にありがとうございました。

一番最初、2006年に「作品発表会」と題して実質「作品展vol.1」を開催したときは、私の曲を聴いてくださるかたは果たしているんかいな?と思っていました。当時は友人や知り合いを呼んで文字通り「発表会」だったんですが、きちんとお聴きくださるお客様がいることを知り、考えを変えたのが2022年。vol.3からは「作品展」としました。発表会でなくて展示会です。

『展示会とは:企業が自社の商品やサービスを紹介し、顧客を獲得する目的で開催されるイベント』

つまり発表会よりもaggressiveな姿勢で臨みます。ええ。作品をつくるからにはガツガツ行きますよ。私が一番「生きてる!」と感じるのはこれなんですから。
そして、私の曲で演奏家に演奏をお願いしますので、せっかくですからこの演奏家の方々に自作曲を演奏してもらってみない?というスタンスで生徒たちにも声をかけています。誰かに演奏してもらう、自分でステージで発表するなどの機会を出来るだけ多く体験してもらいたいためです。

作曲を始めた最初の頃は、自分の曲を演奏してもらうのが恥ずかしくて恥ずかしくて逃げ出したいほどだったんですが、そうではなくて、客観的に自分を見られるチャンスなのだと気づいてからは貪欲に演奏される機会を求めてきました。

作曲を含めた創作活動とは、自分の心の中を覗き続けること。なかなかシビアな生き方ですが、深まれば深めるほど手応えもあります。なんでこんなに辛いことやってるんだろうと思わなくもないんですけどね。

今回の演奏会には、師匠はご体調によりおいでになれませんでした。せっかくの初演のフルート&ピアノのおしゃれで不思議な曲、渡辺さんと加納さんの音楽をお聴きいただきたかったと、こんなに残念に思ったことは近年ありません……。演奏会中、師匠のご子息・耕太郎さんにもご登壇いただきお話を伺うことが出来ました。お話に出てきた「山形大学に貸したビデオ」の話で、終演後に藤原研究室卒業生で盛り上がったのが面白かったですねー。でもでもでもでももしもそのビデオが「ハニワオールズターズ」だとその時知っていたら、本番中の舞台上で耕太郎さんとマニアックな話題を繰り広げていたかもしれません。知らなくてよかった気がする笑。

今回の反省点は…集合写真を撮らなかったこと!!
あとは時間が押してしまって退館時間まであまりなかったこと!!お客様に余裕をもってご挨拶する時間が欲しかったです…バタバタしてごめんなさい!!!
いろいろたくさん失敗しましたが、聴いていただきたい音楽がちゃんと届いた手応えがありました。

アンサンブルbelleの皆様、山形大学Brass Ensemble LINGの皆様、渡辺泰さん、加納麻衣子さん、大塚唯月さん、佐藤夕姫さん、佐藤未羽さん、菅原暉さん、江川愛水さん、皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
毎度毎度の舞台監督の平野礼子さん、いろいろストレスかけてしまってごめん。最後まで面倒みてくれてありがとう。スタッフの皆さまの暖かな支えのおかげで、なんとか最後まで完走できました。

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全員の写真がこれしかありません、ごめんなさい。
(やる気あるのかと自分で自分をドツキたい…)

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アンサンブルbelleの皆様と。
明るい歌声が耳に蘇ってきます。

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ピッコロソナタは圧巻の演奏でした。
加納麻衣子さんと渡辺泰さん。

皆様ありがとうございました!!!!!
録音が楽しみです!

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